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長野県松本市

応急仮設住宅建設候補地を選定

2017/04/22 長野建設新聞

松本市は、市の地域防災計画の一部を変更した。主な変更内容は、国土強靭化地域計画の位置づけ、災害時支援物資集積拠点施設整備の推進、応急仮設住宅建設候補地の選定、上水道基幹管路と基幹施設の耐震化促進など。その中で、応急仮設住宅の建設候補地について、これまでは具体駅な候補地や戸数は示していなかったが、今回の変更で60カ所と1戸あたり70㎡とした場合の建設可能戸数4460戸を明示した。

候補地は敷地面積合計が34万9073㎡、そのうち応急仮設住宅等建設可能面積31万4152㎡。1戸あたりの床面積を100㎡とした場合は3116戸、70㎡とした場合は4460戸の建設が可能となる。建設予定地は、球場やサッカー場、運動広場といった面積の広い場所から、公園や駐車場といった身近なパブリックスペースまで。

敷地面積の上位および70㎡の住宅を建設した場合の戸数は次の通り。①敷地面積②建設可能戸数

◇かりがねサッカー場(惣社)①1万9950㎡②256戸

◇野球場(浅間温泉)①1万8110㎡②232戸

◇松本市サッカー場(今井)①1万3542㎡②174戸

◇あがた運動公園多目的広場(県)①1万2144②156戸

◇浅間温泉庭球公園(浅間温泉)①1万667㎡②152戸

◇神林農村広場(神林)①1万1233㎡②144戸

◇山辺運動広場(里山辺)①1万983㎡②141戸

◇岡田運動広場(岡田町)①1万704㎡②137戸

◇寿運動広場(寿北)①1万506㎡②135戸

◇新村農村広場(新村)①1万㎡②128戸

◇西部運動広場(両島)①9490㎡②122戸

◇奈川木曽路原運動広場(奈川)①9540㎡②122戸

◇笹賀運動広場(笹賀)①9325㎡②119戸

◇和田運動広場(和田)①9314㎡②119戸

◇今井運動広場(今井)①9241㎡②118戸

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