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大和ハウス工業が新潟医療福祉大学生寮27棟整備

2017/04/26 新潟建設新聞

 大和ハウス工業㈱新潟支店(新潟市中央区)は、新潟市北区島見町地内で新潟医療福祉大学学生寮26棟、食堂や大浴場が入る共用棟1棟の整備を計画する。同社が大学から用地を借地し、学生向けの学生寮の整備と管理・運営を行うもの。6月から先行して学生寮13棟を建設し、2018年1月の竣工を予定する。残り13棟は18年6月ごろの着工、19年1月の完成を予定。学生寮全体の居住定員は650人を見込む。

 建設地は、新潟市北区島見町字上割地772-2地内、大学北側にある駐車場隣接地の敷地2万4601・46㎡。

 学生寮は、1人用、2人用、ハンディキャップ仕様の3タイプを整備。先行して6月から1人用11棟、2人用1棟、ハンディキャップ仕様1棟の計13棟、319人分の建設に着手する。

 学生寮はS造2階建て、延べ床面積461・24㎡で、1人用は1室6帖の24室。個室やトイレ、洗面室、ミーティングルームなどが入る。2人用は、8・7帖の個室スペースが16室となり、ハンディキャップ仕様の個室スペースは1人用と変わらないが、玄関や居室、トイレがバリアフリーで、1棟23室となる。

 このほかS造平屋建て、床面積758・7㎡の共用棟1棟を建設。共用棟には大浴場、食堂、事務室、集会スペースなどを設ける。

 また建設地では、区画道路として▽W16、L520m▽W6m、L100m▽W6・5m、L1060m―を整備し、敷地面積の37%にあたる約9000㎡に植栽を施す。

 同地に建設できる建築物は学校関連施設に限定する地区計画が設定されていることから25日に開かれた新潟市都市計画審議会常務委員会で、計画の確認が行われ「支障なし」とされた。

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