県建設業協会南佐久支部(北原裕一支部長)並びに臼田建設事業協同組合は21日、本年度通常総会を支部会館で開き、事業報告・収支決算、事業計画・予算案など各議案を承認した。
北原支部長が緊急入院したため、代読で黒澤和彦副支部長が、昨年度までの協会活動を振り返り「健全な発展と建設業の経済、社会的地位の向上に努めてきた。除雪講習会、菊で一杯運動、ボランティア活動も定着し、近隣の公共機関から感謝の言葉を頂くようにもなった。さらに、女性部も県の会長が驚くほど活動が活発になった」と報告した上で「今後もさらなる団結力ある支部になるよう祈念します」と抱負を述べた。 来賓挨拶で、依田明善県会議員は佐久地域議員連盟(県、市町村の議員)の活動を「議員は地域の人に一番身近な存在のことでもあり、地域の声が国へ届くように発足した」「地域住民の悲願である主要地方道川上佐久線の馬越トンネルは調査費は付いたが、事業費が30億円もかかる」として今後の課題だとしていた。
佐久建設事務所坂下伸弘所長は「建設業の安定を基盤として、皆様方とともに地域の安心安全に寄与していきたい」と述べた。
■本年度事業計画は次の通り
◆入札制度改善に向けた要望
◆社会資本の整備充実のための確保の要望と会員の資金繰り改善対策
◆地域住民の安全・安心を確保する建設業の推進
◆労働福祉と労働災害防止への取り組み
◆会員と従業員に対する福祉・広報活動
※会員総数26社