田上町は27日、(仮)地域交流会館等基本設計(案)を町議会特別委員会で説明した。議会、道の駅整備検討委員会の提案を参考に各施設配置などを一部変更している。
地域交流会館の外観は隣接する役場庁舎や総合保健福祉センター、商工会館と調和した寄棟屋根とし、道の駅たがみの各施設もドーム型から対面にある護摩堂山の稜線に呼応した分棟の寄棟屋根に統一。また、屋根はガルバニウム鋼板から耐久性に優れている瓦屋根の導入を進める考え。
配置計画では、地域交流会館の各階に湯沸室を設けるとともに、おむつ交換室や授乳室、障がい者カフェコーナーも新たに設置した。
道の駅関連では、トイレや情報提供コーナー、休憩室を地域交流会館の一番近い位置へ変更。
直売所と同一建物に配置していたコンビニエンスストアは単独設置に改め、面積も72㎡増やし216㎡とした。
直売所は情報提供コーナーとコンビニエンスストアの間に置き、商工会との協議を踏まえ、各室の配置も変更している。
町役場前で計画する道の駅整備事業関連では、(仮)地域交流会館や地域観光情報案内施設、憩いの広場などを整備。
本年度後半から建設工事に着手する。本年度当初予算に原ケ崎センター整備なども含む4カ年の継続費19億220万円を設定した。
設計は堤建築設計事務所が担当している。
【寄棟屋根で統一感を図る】