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(社)長野県建設業協会

県建協藏谷会長「大事なのは工事量確保」支部総会で改めて指摘

2017/04/28 長野建設新聞

 長野県建設業協会の藏谷伸一会長は25日、自身が相談役を務める中高支部の総会で登壇し、現在の県内建設業界で一番大事なものとして「工事量確保」を改めて示した。設計労務単価が上がっているものの県予算は横ばい状態が続いており、結果として工事量が減っていることを指摘した。

 また最近のトレンドとして週休2日制を挙げ、工期が延びること、設計労務単価上昇による工事費アップの一方で工事量が変わらないことを不安視した。

 建設業界では官民ともに担い手確保・育成に向けて様々な取り組みを行っているが、これについて藏谷会長は「担い手を確保・育成しても、仕事がないようでは困る。必要な公共事業はまだまだある。我々にできる仕事をやっていくべき」と話した。

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