建設業労働災害防止協会長野県支部南佐久分会(北原裕一分会長)は21日、本年度通常総会を開き、事業報告・収支決算並びに事業計画・予算案など、各議案を承認した。
県建設業協会木下修副会長は、国土交通省が推進する建設現場の生産性向上を図るための「i-Construction」の今後の取組みについて述べ「国はICT化に取り組まない会社は置いていくとしている。建設現場は常に災害と隣り合わせ。ICTが進歩することにより魅力ある産業になり、しかも重大災害が必ず減る。是非皆様方もICT化に取り組んでほしい」と即した。
また、小諸労働基準監督署古畑善美署長は「建設産業は年々減少傾向にあるこれは皆様方の日頃のご尽力の賜物」と評し、「近年は労働環境の苦情が寄せられている。労働環境の改善は安全に深くかかわる」と呼びかけた。
総会終了後、建設業の安全を祈願して地元の神主を招いて太子講祭が開かれた。
■事業計画は次の通り
◆管内建設現場への安全指導
◆建設産業団体への安全衛生に関する教育・調査研究活動
◆広報活動
◆会議、行事等
※会員総数41社