埼玉県冷凍空調工業会(黒木健之会長)は26日、大宮サンパレスで第8回定時総会を開催した。黒木会長はあいさつで「2017年度はフロン排出抑制法に基づく法定点検3年の初年度。冷凍空調業界とユーザーの方々にさらなる情報提供を図り、浸透徹底を推進する。ことしもフロン類取り扱い技術者講習会、RRC講習などを実施するなど、業界としての地位確立を図る」と力を込めた。
議事において16年度事業・経過報告、同年度決算・監査報告、17年度事業計画案、同年度収支予算案審議、同年度・18年度役員案について全会一致で承認を受けた。さらに業界功労者3人、優良従業員7人を表彰したほか、2人に感謝状が手渡された。
続いて、島田教育総合研究所の島田義也代表取締役が講師を務め、今、求められる経営とは?~CS(カスタマー・サティスファクション=顧客満足)を実現させるリーダーの役割~をテーマに記念講演を行った。島田氏は「あいさつや態度など、当たり前の徹底が顧客満足度を高める第一歩」との見解を示した。
懇親会は黒木会長のあいさつ、来賓紹介、来賓祝辞などの後に祝杯を挙げ、親睦を深め合った。