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(社)埼玉建築士会

建築士会の通常総会/来年の全国大会成功へ、開催準備に万全期す

2017/06/16 埼玉建設新聞

 埼玉建築士会(江口満志会長)の2017年度通常総会が14日、さいたま市内の大宮ソニックシティ国際会議室で開かれ、17年度事業計画案・収支予算案など全議案が承認された。江口会長は、来年本県で開催する全国大会(さいたま大会)の成功に向け、会員に協力を呼び掛けた。

 冒頭、江口会長はあいさつで、「1年前に会長職を仰せつかり、本当に1年間皆さんのご協力の下、多くの経験をさせていただきました。通常の委員会活動や、関連団体との協力・連携などのほか、新たにヘリテージマネージャー養成なども始めました。いろいろなことをやらせていただきましたが、ことしは来年開催する全国大会を控えた大事な年に当たります。きょうは本年度に活動することに関して、皆さまにご協力をお願いし、かつ、昨年1年間のご協力に感謝を申し上げます」と述べた。

 引き続き、建築功労者と、第4回埼玉建築文化賞の表彰を行い、江口会長から表彰状が授与された。

 議事では16年度事業報告・収支決算、17年度事業計画案・収支予算案などについて審議し、原案どおり全議案を可決した。

 このうち事業報告では、さいたま大会実行委員会の活動状況などが報告された。また事業計画には、違反建築なくそう運動、高校生の建築甲子園「埼玉大会」の実施などのほか、ことし京都府で開かれる全国大会への参加、18年10月26日に開催予定のさいたま大会の準備などを盛り込んだ。

 総会終了後は、大宮モノリスに場所を移し、多数の来賓を招き、懇親会を開催。和やかに親睦を図った。


ヘリテージマネージャー=「歴史文化遺産保全活用推進員」。社会的に認められた建築士など建築の専門家で、歴史文化遺産の保全活用の手法を修得した者のことをいう。

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