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新潟県長岡市

道の駅「花火の館(仮称)」実施計画プロポを公告

2017/06/20 新潟建設新聞

 長岡市は、道の駅「花火の館(仮称)」事業実施計画の受託者を簡易評価型プロポーザル方式で選定する。参加表明書の提出は今月22日、提案書の提出は28日まで。30日にプレゼンテーション審査を行い、最優秀提案を特定する。業務対象区域は、川西地域の国道8号沿線で候補地の選定を行っており、敷地面積は約2・5haを予定している。


 主な参加資格は、建設コンサルタント登録(都市計画および地方計画部門)があり、県内に本社もしくは支店機能を持つ者、または同者と同程度の連絡および協力体制を確保できることなど。

 業務は、国道8号沿いの長岡市川西地域における道の駅として長岡花火を核に多様な地域資源を通年PRする情報発信拠点施設「花火館(仮称)」を整備するための、基本(概略)設計を含めた実施計画の策定。

 2016年度に行った地域資源発信拠点整備検討委員会の検討結果を踏まえ、基本的な条件・課題を抽出。整備方針を整理した後、整備予定地の測量を行う。

 委託契約期間は18年3月31日まで。委託料は2400万円(税込み)以内。

 整備案によると、情報発信拠点施設は、3棟の施設と駐車場、多目的広場の配置を想定。延べ床面積500~1000㎡の長岡花火情報発信施設(花火・観光・道路情報)と休憩施設(トイレ・休憩所)、1000~2000㎡の地域振興施設(特産品販売・フードコート・レストラン)を計画。多目的広場は、1000~3000㎡規模とし、普通車用300台、大型車用30台の駐車に対応する1万~1万5000㎡の駐車場を備える。  

 年度内を各施設の詳細や管理運営方法の検討と測量調査、国との協議に充て、18年度以降の用地買収、実施設計、工事、開業準備を進める。

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