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人材の確保育成4団体が取組み紹介

2017/06/20 新潟建設新聞

 新潟県建設産業マンパワーアップセミナーが13日に開かれ、土木部が2016年度に創設した「新潟県建設産業マンパワーアップ総合支援事業」を活用し、人材確保・育成、離職防止対策などに取り組んだ4団体の事例が紹介された。

 セミナーには発注者などを含め約140人が参加。新潟県建設業協会、日本技術士会北陸本部、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県測量設計業協会の4団体より16年度の取り組みが披露された。

 各団体で、魅力向上や担い手の確保に様々な取り組みが実施されており、新潟県建設業協会では、合同就職説明会の開催やアニメCMをつくり、建設業の魅力を伝える広報活動を展開。日本技術士会北陸本部では大学生を巻き込んだパネルディスカッションを開き、学生からは好評を得た。建設コンサルタンツ協会北陸支部では、業界の知名度向上に、ねぎっことタイアップした動画CMやクリアファイルを作成したほか、新潟県測量設計業協会は、テレビ特番の放送や若者向けの雑誌で特集などを行っている。

 セミナーでは、国土交通省土地・建設産業局の木村実建設市場整備課長が、導入に向けた準備が進む建設キャリアアップシステムなどに関する基調講演も行われた。

【写真=およそ140人が集まった】

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