記事

事業者
その他記事(民間)

日本造園修景協会群馬県支部が第30回通常総会を開催

2017/06/27 群馬建設新聞

日本造園修景協会群馬県支部(清水一也支部長)は24日、前橋市内の群馬県造園建設業会館で第30回通常総会を開催した。造園修景士資格取得や造園CPD制度の推進、関係諸団体との連携などを盛り込んだ2017年度事業計画案などを承認した。

開会後、阿久沢伸一副支部長が「美しい景観はきれいな空気、澄んだ水と同じように人々の生活に欠かせないもの。私たちは美しい景観の再生、創造および保全のために力を合わせる共通認識に立ち、自分たちの専門分野での活動とともに、異分野の専門家同士が連携することによって、心の原風景の再生と創造に発展させていきたいと思っている」と清水支部長より預かったあいさつ文を代読した。

来賓祝辞では県県土整備部の中島聡部長の代理で出席した県都市計画課の山口修課長が「都市公園の管理や整備、緑化の推進などに取り組んでいこうとしている。今後とも魅力あふれるぐんまの実現に向け、県民や市町村とも力を合わせ、緑豊かで潤いのある県土づくりに努めていきたい」と中島部長より預かった祝辞を代読した。引き続き、前橋市の山本龍市長の代理で出席した前橋市公園緑地課の吉橋浩参事兼課長が「公園緑地行政も整備から管理運営へと大きく転換される。民間との競争という視点から御協会の立場はますます重要になってくると思いますので、より一層の連携を図られ、緑化推進活動にご尽力いただきたい」と呼び掛けた。

議事では、16年度事業報告や収支決算、17年度の事業計画案や収支予算案などの諸議案を審議し、全会一致で可決した。

閉会後に行われた講習会には前橋工科大学の韓亜由美教授が土木工事現場におけるイメージアップの一環として実際に行った仮囲いに文字やイラスト、写真などを用いたデザインを施した工事現場の事例やフェンスの一部の編み方を変えて作製するレースフェンスの設置などの事例を紹介した。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら