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基礎工や擁壁工を来月に一般発注 山梨市の中央第一興南減圧井築造

2017/08/11 山梨建設新聞

 山梨市は、三富簡易水道において新たに減圧井を築造する。本年度は基礎となる土木工事を実施の方針で、9月にも一般競争による発注を見込んでいる。

 計画される中央第1興南減圧井は、大平第1配水池を水源とする系列の老朽化した減圧弁に替わり設置するもの。減圧井に更新することにより、上流部で漏水や断水が起こっても、タンクに水を貯めていることにより、下流部への配水継続が可能となる。

 現減圧弁の北100mほどの場所に建設用地A約600㎡を確保し、2017年度は、敷地の基礎と周囲を巡らす擁壁の土木工事を予定。来年度にタンクなどの建物と設備関係の整備実施を計画している。

 庁内で進める設計が完了する来月にも、一般競争により工事を発注する流れとなっている。築造工事を中心とした三富簡易水道整備事業費として、当初予算では1億907万5000円を計上している。

【写真:建設が計画される敷地周辺。右奥は旧三富小学校校舎】

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