塩尻市建設業協会(清澤由幸会長)は、本年度の新規事業として計画していた小学生を対象とした現場見学会について、9月から募集を開始した。同協会によると、県内の業界団体が単独で、小学生親子を対象に現場見学会を行うのは初ではないかとしている。
この事業は、次世代を担う子供たちに、土木の役割や実際の仕事の内容を理解してもらうため、市内の小学6年生とその保護者を対象にした建設現場見学会を開催するもの。
当日は、午前に塩尻市の中信会館ベルヴィホールで長野県建設業協会が作成したDVDを使用したり、会員企業の従業員が建築・土木それぞれの現場を説明して建設業界について理解を深めてもらう。午後は塩尻市贄川桜沢に移動し、工事が本格化する桜沢トンネルの現場で、工事を受注した西松建設の担当者が説明する内容。
募集は、塩尻市内に住む小学6年生と保護者の28組56人。10月6日まで先着順ではがきまたはFAXで受け付けている。応募先や問い合わせは同協会事務局(0263-52-7135)まで。