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(社)長野県建設業協会

県建設協女性部会が新県立大建築現場を見学

2017/09/09 長野建設新聞

 長野県建設業協会女性部会(平澤里枝部会長)は5日、現場見学会を開催した。今回の見学先は来年4月に開学を予定している新県立大学の三輪キャンパス建築現場(施工者:大成建設・岡谷組JV)。これまでの土木とは異なる初の建築現場に、参加した女性61人は強く関心を示していた。

 見学前の説明会冒頭では平澤部会長があいさつ。「女性部会では女性の声をつなげていくことを大事にしている。見学会は意欲関心を高める契機。見学会を通して多くの刺激を受け、新たに刺激を発信してほしい」と述べた。

 現場では61人が2班に分かれて見学した。作業内容や施工状況の説明を受け、足場や部材に関心を示したりカメラで撮影するなどの姿が見られた。

 参加者からは、現場で働く大成建設の女性技術者に対し、働く環境や社内の女性活躍状況について質問があった。「女性で構成する組織があり、環境改善を提案している。女性が声を上げることが大事」との回答に、参加者は大きくうなずいていた。

 見学後、建設業協会で女性部会顧問を務める清澤由幸副会長は「女性の声を大事にして、女性の働きやすい環境を作るようにしていきたい」と話した。

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