本年度の「信州の木活用モデル地域支援事業」に選定された安曇野市里山再生計画「安曇野材利用促進プロジェクト」は、これまでに専門部会が３回開かれ、参加者から具体的なミニチュアハウスが提案されるなど、取組が進んでいる。

このプロジェクトでは、市内生産の地域材「安曇野材」の利用促進を図るため、安曇野材で作る住宅カタログの作成やミニチュアハウスの作製、さらに安曇野材を展示販売する「あづみの里山市」の開催-の大きく３つの事業を行う。専門部会は、住宅カタログの作成やミニチュアハウス作製を行うため、建築士や製材加工業者で構成。今月１日に開かれた第３回専門部会では５人からミニチュアハウスの提案があった。出席者からは「どの提案もおもしろい」「すばらしいアイデア」など、肯定的な意見が多く出された。

【写真＝専門部会でミニチュアハウスを提案】