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新潟県新潟地域振興局地域整備部

新潟工業高校生が建設業界の魅力と重要性を学ぶ

2017/09/16 新潟建設新聞

 県新潟地域振興局地域整備部は12日、新潟工業高校土木科の1年生を招き新潟市内で身近な社会資本の見学会を開いた。

 身近な社会資本の役割を学び、地域を支え暮らしを守る建設産業の魅力と重要性を理解してもらうため企画され、山の下閘門排水機場や新潟中央環状線横越バイパス建設工事の現場を見学した。

 横越バイパス建設工事では、工事を請負う大栄建設、大野建設、水倉組の技術者との意見交換も行われ、生徒からは「外での仕事は大変ですか」「休日はありますか」などの質問が出された。

 第1工区道路改良(その1)工事を担当する大野建設の村山滋工務部長は「私も30年前は、土木科の高校生だったので、生徒の疑問や不安などは分かる」とし「建設業は新潟県の基幹産業であり、無くすわけにはいかない。新しい人が入れば、会社にも活気が出る。良い事も悪いこともたくさんあるが、将来は夢を大きく持って業界に入って来てほしい」と語る。

 見学した生徒は「兄が建設業で働いており、熊本地震の災害復旧で熊本に行った。自分も県外でも活躍できる仕事がしたい」とする。建設業への選択は検討中の様子だが、先輩の話を熱心に聞き入っていた。

【写真=高校生に特別授業】

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