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長野県豊丘村

10月から130万円以上の工事に最低価格設定

2017/09/20 長野建設新聞

豊丘村は10月から、予定価格130万円以上の工事を対象に最低制限価格を設定する。

計算方法は、予定価格算出の基礎となる直接工事費に10分の9.7、共通仮設費に10分の9、現場管理費に10分の9、一般管理費に10分の5.5をそれぞれ乗した額の合計額。その額が予定価格の10分の8を超える場合は10分の8を乗じた額とし、逆に10分の7に満たない場合はその額とする。最低価格の発表は入札参加者には開札時に口頭で伝える。一般への公表は、年度末の3月に発行する村の広報紙に、その年度の入札結果一覧の中で示す。予定価格については現在、開札時に口頭で伝えておらず、年度末の広報紙で公表しているのみ。同村は「今回、最低価格を開札時に口頭で伝えることになることから、そうした点を考慮に入れて今後検討していきたい」との考えを示した。

今回の改正ではそのほかに、これまでの工事完成保証人を廃止し、金銭や保証事業会社などによる履行保証制度に移行する。

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