記事

事業者
長野県土木施工管理技士会

現場技術研修会を開催、都計道と地すべり対策学ぶ

2017/09/30 長野建設新聞

 長野県土木施工管理技士会(牛越恵司会長)は28日、現場技術研修会を行った。今回の見学場所は都市計画道路3・4・36号高田若槻線(長野市)桐原~吉田区間および地附山観測センター地すべり防止施設の2カ所。牛越会長が「しっかり勉強してほしい」と呼びかけ、参加者は桐原~吉田では鋼製連続地中壁工法(TRD工法・アワードトレンド工法)を、観測センターでは杭工による抑止工、集水井などによる抑制工の技術を学んだ。

 高田若槻線の事業は、SBC通りから北長野通りまでの延長872m車道13.0m全体幅員25~34mの4車線道路となる。長野電鉄長野線をアンダーパスでくぐる立体交差部も整備する。見学現場の施工者は守谷商会。参加者は専用重機による施工に強く興味を示していた。

 観測センターは、昭和60年に地附山で発生した大規模地すべり災害を機に整備された施設。参加者は施設内展示物で当時の被害状況や対策工法について学び、続いて地附山で実物を目にして技術を学んだ。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら