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新潟県五泉地域衛生施設組合

意見書提出、来月20日まで 中間処理施設整備事業/環境影響評価方法書作成

2017/10/06 新潟建設新聞

五泉地域衛生施設組合は、五泉市清瀬地区で計画する一般廃棄物中間処理施設整備事業の環境影響評価方法書をまとめ、施設配置計画図などを公表した。2019年度までに環境影響評価の手続きを実施。20年度前半までに施設設計をまとめ、20年度から造成、土木・建築工事に取り掛かる。設備工事は21年度に着手し、23年度の完成、24年度中の供用開始をめざす。総事業費は105億500万円。


 配置図によると、敷地北側に中間処理施設、南側に防災調整池を配置。

 ごみ処理方式は、焼却方式および溶解方式を採用。可燃ごみ、および可燃性粗大ごみはエネルギー回収型廃棄物処理施設で処理。不燃ごみ、不燃性粗大ごみ、および各種資源ごみはマテリアルリサイクル推進施設で処理または直接資源化業者に委託する。

 エネルギー回収型廃棄物処理施設の処理能力は1日あたり133tとし、炉数は2炉。処理方式は焼却または溶解方式の2方式のうち影響が大きい処理方式を想定する。マテリアルリサイクル推進施設は1日あたり11tの処理能力を有するものとする。施設はともに建屋構造を想定。

 環境保全の方式検討のうち、水の利用については、井戸水を予定。中間処理施設からのプラント排水については、施設内での循環再利用無放流方式を採用する方針。

「中間処理施設整備基本計画策定業務」と「最終処分場施設整備基本計画策定業務」はエックス都市研究所、「環境影響評価業務」は建設技術研究所が担当。

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