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「サトウのごはん」増産へ新工場建設

2017/10/12 新潟建設新聞

 佐藤食品工業㈱(佐藤元代表取締役社長、新潟市東区宝町13-5)は、聖籠町東港地内に約40億円を投じ、「サトウのごはん」の生産工場を新設することを発表した。2018年1月の着工、19年5月の稼動を予定しており、年内にも設計・施工者を選定する。

 新工場の建設地は、聖籠町東港5-626-23の敷地9万2583㎡。施設規模については、検討を進めている段階だが、新工場では無菌化包装米飯「サトウのごはん」を1日あたり20万食、年間6500万食(1万3000t)生産し、現在の日産83万食から103万食へ増産する。

 国内包装米飯市場の拡大により、同社の主力商品であるサトウのごはんの売上げも右肩上がりで推移し、19年には、市場の需要が供給量を上回ることが見込まれることから、包装米飯の一層の生産体制強化を図るため新工場を建設する。

 新工場ではフードセーフティ・フードディフェンスを高めた安全性の向上、エネルギー効率化による環境負荷の軽減、工場エリア環境・生産環境の向上などを実現することで、これまで以上に高品質で安心・安全な製品を安定的に供給する。また新工場では工場見学ができるオープンファクトリー機能を併設する計画。

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