記事

事業者
埼玉県本庄市

本庄市が橋梁長寿命化計画を18年4月ごろ改訂

2017/10/17 埼玉建設新聞

 本庄市は、橋梁長寿命化修繕計画を2018年4月ごろに改訂する。現行の計画が17年度で終了するのを受けたもので、計画期間は22年度までの5カ年。改訂業務は、いであ北関東営業所(さいたま市、048-644-7722)へ18年3月23日納期で委託した。

 対象は管理する315橋梁。改訂方針は、対象橋梁を予防保全型と事後保全型に分類し、橋長15m未満の橋については本庄市が独自に策定した点検要領を用いて、課題や問題点を整理して行く。

 改訂する長寿命化修繕計画では、各部材の健全度を評価したうえで、ライフサイクルコスト(LCC)を推計するプログラムなどを用いて、最適な補修対策および補修時期を提示する。

 整理する主な項目は▽劣化予測式の更新=初回点検、第2回点検の結果や、関連文献や新たに得られた知見などをもとに、現行の劣化予測式を見直す

 ▽対策工の検討=これまでに実施した補修実績や関連文献をもとに、現状に見合った対策工を検討

 ▽優先順位の検討=現行の優先順位の設定方法を見直し、現状に見合った優先順位検討。また、管理橋梁の現状を踏まえ、適切な維持管理を継続的に実施できるように検討

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら