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建コン北陸支部が業務・研究発表会開く

2017/10/19 新潟建設新聞

 建設コンサルタンツ協会北陸支部の主催による、本年度の業務・研究発表会が11日、新潟市の興和ビルで開かれた=写真=。約170人が集まり、会員各社の創造的な研究や新技術の開発成果などに耳を傾けた。

 公募があった22の論文のうち、本年度の支部長賞には「軟弱地盤に架かるシリンダー型ダンパーを用いて多点固定構造とした連続橋の詳細設計」をテーマに発表した開発技建が選ばれ、次点の奨励賞には、国土開発センターの「道路への飛砂防止対策(3列土塁対策事例)~効果的維持管理を目指して~」が、審査員特別賞には、エヌシーイーの「ドローンを開発したハクチョウ類の行動調査」が選出された。

 同支部の寺本邦一支部長は「本日が建設コンサルの総合力、ひいては北陸の技術、業界の発展につながると考えている」と述べ、研究発表会の意義を強調した。

 このほか、新潟大学工学部の佐伯竜彦教授による「薄板モルタル供試体を用いたミクロ塩害環境の評価」と題した講義、さらには、新潟大学大学院と長岡技術科学大学の学生もそれぞれ「乾燥条件および温度履歴がエトリンガイト構造内の水分状態に及ぼす影響」「長岡大花火大会終了時の交通混雑解消策の評価」をテーマに講演を行った。

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