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中央会全国大会で上小建設事業協同組合を表彰

2017/10/28 長野建設新聞

中小企業団体中央会の第69回全国大会が26日、松本市内のキッセイ文化ホールで開かれ(写真㊤)、組合の持つ「つながる力」を発揮して直面する課題に全力で取り組んでいくとする大会宣言を決議した。

大会には全国からおよそ2500人が集まった。全国中央会の大村功作会長は、企業同士・組合同士のつながる力を一層強化していくと述べると、長野県中央会の春日英廣会長は、地域経済を担う中小企業・小規模事業者の総意として、大会での決議事項実現に向け、中央会の英知を結集して取り組んでいく決意を示した。

大会では表彰式も行われ、長野県から上小建設事業協同組合(宮下勝久理事長)や伊那平生活環境事業協同組合(橋爪麻人理事長)らが優良組合として表彰された。上小建設事業協同組合は、生コンと砕石の共同購入事業を行い、組合員の経営安定化に貢献。また、大規模災害発生時には、公共物の応急処置や仮設資材の供給を行えるよう地元建設業協会と連携体制を整え、地域の安心安全に貢献。伊那平生活環境事業協同組合は下水道処理施設と管路施設の維持管理をメイン事業として、上伊那地域の浄化槽の清掃と保守点検を行い、生活衛生向上や河川の環境改善に貢献した。

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