長野県土木施工管理技士会木曽支部(水本豪支部長・木曽土建工業)と木曽支部現場代理人会(宮嶋浩己会長・大宗土建)は26日、本年度の室内及び現場技術研修会を行い、会員30人が参加した。午前中は木曽建設会館で座学、午後は大桑村の越百川第3砂防堰堤を見学した。
室内研修は建設経営サービスの小澤康宏さんが講師を務め「危機意識を持ち現場の体質改善に取り組む」をテーマに、利益が確保できない企業の体質改善検証、全社一丸となり仕事の質向上、企業の体質改善に取組んだ事例を紹介した。
越百川第3砂防堰堤は、「日本最大級の鋼製スリット堰堤工事」として、メタルロードの工事用道路や鋼製スリット堰堤を発注者の国土交通省多治見砂防国道事務所木曽出張所の澤田所長と受注者の吉川建設の前島監理技術者から説明を受け、参加者は理解を深めた。