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塩尻市建設業協会

年末・冬期に向け現場安全パトロール

2017/11/15 長野建設新聞

塩尻市建設業協会(会長=清澤由幸・清沢土建代表)は10日、工事現場の安全パトロールを実施した。松本労働基準監督署や市の職員も参加し、建築工事1カ所、土木工事3カ所の市内4カ所の現場を巡回。年末を迎える現場に労働災害の防止を啓発した。

出発に先立つ打ち合わせ会議で笠原副会長は「年末に向けて忙しい時期ではあるが、こうした時こと何かあってはいけない。各社にとって有意義なパトロールにしてほしい」と呼びかけた。

続いて松本労働基準監督署産業安全専門官の今野聖氏は「三大災害の対策が冬場に向けてしっかりとられているかを注意してみてほしい」と求めた。

パトロールは最初に広丘東通線(高出地区)道路改良2工区工事現場(塩尻市広丘高出)を訪れた。施工は東広建設で、現場代理人で監理技術者を務める海野昌澄さんが「進捗率は65%です。本日の作業員はマームスター1人、東広建設3人で作業内容は交通誘導と測量です」などと、工事内容や当日の作業内容を説明した。参加者は、施工体系図などを確認した後、現場内の墜落、転落対策がしっかり取られているかなどをチェックリストを見ながら巡回した。パトロール後、今野専門官は「一般車両や歩行者を確認して通行対策、重機の前後に立ち入らないよう繰り返し周知してほしい。年末に向かって慌ただしくなるのでご安全に作業してほしい」と指摘した。

パトロールのもよう

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