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国道403号小須戸田上バイパスは20年春開通目指す

2017/11/17 新潟建設新聞

 国道403号線整備促進期成同盟会(会長=小池清彦加茂市長)は13日、2017年度総会を加茂市内で開いた。議事では、本年度の事業計画(案)など4議案を審議し、全会一定で了承した。

 冒頭、小池会長は「県央基幹病院が遠からず開院するが、道路整備が十分でなければ搬送に時間がかかる。現道の国道403号の交通渋滞を解消する方法は新しいバイパスをつくるしかない」と、早期整備の必要性を訴えた。

 事業概要説明では、県担当分を三条地域振興局の宮野岳地域整備部長、新潟市担当分を土木部の松島秀樹道路計画課長が報告。小須戸田上バイパスについては、2020年春の供用を目指すとの見通しを示した。

 新潟市秋葉区から田上町羽生田までの一般国道403号小須戸田上バイパスL7・78kmでは、県施工分のうち、4・1kmがことし6月までに供用を開始。残るL0・91kmで暫定盛土、橋台工などを進めている。新潟市施工分では、L1・56kmが供用し、残るL1・19kmで暫定盛土や横断BOXなどの工事を行っている。

 田上町羽生田と三条市塚野目を結ぶ三条北バイパスは、事業化された延長8・32kmのうち、3・5kmが供用。残る第3~5工区に着工しており、終点までの第6工区でも、2018年度の用地買収後に着工の見通しとなっている。

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