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新潟県新潟市

新潟駅連続立体交差事業に5カ年で320億投じる

2017/11/18 新潟建設新聞

 新潟市は、新潟駅の連続立体交差事業や万代広場、高架下交通広場の整備に2018~22年度の5カ年で320億2900万円を投じる。連続立体交差事業に197億3400万円、万代広場整備に100億7000万円、高架下交通広場には22億2500万円を充てる。

 新潟駅連続立体交差事業は、18年第1四半期中に越後線の高架化、踏み切り除却などの第1期開業を予定し、新幹線と在来線の同一乗り換えホームの供用を開始。21年度の全面開業を予定する。

 高架下交通広場(4000㎡)は、全面開業後の22年度を目指す。駅直下に、南口広場と万代広場を結ぶバスターミナルとして活用する。都市計画決定では、延長85m、幅員50m、高さ7mで計画され、高架を支える柱部分を除いた有効幅員は、片側約8m、両側合わせて約16mとなる。

 万代広場(1万8500㎡)は、23年度を目指しており、現在、広場計画の見直しを進めている。本年度中に見直した整備方針案を取りまとめ18年度から基本設計に着手したい考えだ。

 そのほか駅周辺整備事業として進められる幹線道の整備では、これまで弁天線と駅南線の整備が完了。越後線の高架化に伴い、19年度に新潟鳥屋野線の全線供用を予定するほか、23年度に出来島上木戸線を一部供用、23年度以降に駅西線、液東線、明石紫竹山線整備を予定する。

【新幹線と在来線同一ホームのイメージ】

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