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塩尻市建設業協会

市議会と初の懇談会

2017/12/02 長野建設新聞

塩尻市建設業協会(清澤由幸会長)は11月17日、塩尻市議会の議長や産業建設委員と懇談会を開き、計画的な工事量の確保などを求めた。

この懇談会は、本年度の協会新規事業として実施。協会からは7項目を要望。そのうち計画的な工事量の確保については、東京オリンピック開催準備のため県市町村の社会資本整備交付金が大幅に減額され、予定していた事業規模の縮小になるのではと危惧。来年度予算編成にあたり「ゆるぎない公共事業の推進を図るためにも公共事業予算を減額することのないようお願いしたい」と要望。入札参加業者の適正化では「土木工事でA級ランクを対象とした工事が少ないため今後は複数の工区をまとめて発注する発注ロットの大型化やA級ランクとB級ランク上位数社との混合入札も行ってほしい」とした。また、今年7月に制定された塩尻市の総合評価落札方式試行要領について、「総合評価の算定基準に企業の施工能力として掘削機、除雪機、運搬車の保有機械の実績を台数に応じて追加するようお願いしたい。また、9月に試行的に実施された入札では、地域要件の入札者の本社等所在地が選択事項として行われたので、これを必須事項としてもらい」と理解を求めた。さらに除雪機やオペレータの確保について、「市で計画的に除雪機を貸与してほしい。運転免許取得費用の補助制度検討を」と求めた。

初の懇談会

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