県技術管理室が、2016年度における建設工事発注分の「応札なし・不調」発生状況をまとめた。昨年度発注1833件のうち応札なし・不調発生件数は74件で発生率は4.0%だった。平均参加者数は11.2者。
応札なし・不調の発生は「特殊な工事や繰越工事が多く参加者が少なかった」(県技術管理室)13年度の257件(発生率13.0%・平均参加者数8.0者)、14年度の263件(同13.0%・7.3者)をピークに減少。15年度は120件(同6.3%・11.2者)で前年度半減、16年度も大幅に減少となっている。県技術管理室では「応札なし・不調は一定数出てしまうが、低い数値を保ちたい」と考えている。