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山梨県市川三郷町

来年度から工事計画/延べ6000㎡、20年1月開館を

2017/12/08 山梨建設新聞

 市川三郷町は、(仮称)生涯学習センター・町民図書館・町民体育館の建設工事を来年度から2カ年で進める。建物全体の延床面積は6000㎡強。実施設計は綜合建築設計事務所(甲府市)が担当し、来年3月末までにまとめる。建設費は来年度の当初予算案に要望する。開館は2020年1月を目指す。

 建物は生涯学習館・図書館ゾーンと町民体育館ゾーンを一体とする複合施設とし、延床面積は全体で6000㎡強を見込む。

 生涯学習館・図書館ゾーンはRC造2階建て。1階には図書館、エントランスホール(ロビー、展示ギャラリー、飲食コーナー)を備える。2階には講堂や研修室(大、中、小)、和室、音楽室、調理実習室、控室などを配する。

 南側の町民体育館ゾーンはS造一部2階建て。内部にはアリーナ、多目的室、更衣室、トイレ、器具庫、観覧席ギャラリーを設ける。

 専用駐車場には245台が収容可能。駐輪場は50台分。県道3号線側の敷地内の一角には、東屋やベンチを配したポケットパークの整備を計画する。

 峡南地域新設高校の開校により、町民会館と体育館の土地を県に提供し、代替施設として紙製品製造工場の跡地(市川大門1437-1ほか)の敷地面積1万3523・96㎡に複合施設を建設する計画。



【図=配置計画図、1階配置図、2階配置図】

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