記事

事業者
その他記事(民間)

群馬県塗装看板協同組合が幼稚園の壁面塗装

2017/12/12 群馬建設新聞

群馬県塗装看板協同組合(中嶋薫理事長)は9日、高崎市下佐野町のみどり幼稚園で施設内の壁面塗装ボランティアを実施した。同組合に所属する青山塗装(玉村町、青山健太郎代表取締役)の呼び掛けで実現した同活動には園の職員や父親倶楽部も参加。職員や保護者、園児が組合員の指導を受けながら園舎1階部分の壁面を再塗装した。

当日は早朝から組合員が集まり、下塗りを開始。その上から漆喰塗料を塗装した。父親倶楽部の保護者15人もはけを手に取り作業に参加。園児達もローラーを用いて塗装作業を手伝った。最後に組合員が仕上げの塗装とコーティングを行った。

使用された塗料は関西ペイント(大阪府)から提供された漆喰塗料。病院や老人ホームなどでも使用されているもので、臭気やカビ、細菌の汚染防止効果がある。また、同社のマスコットキャラクターしっくい丸も応援に駆け付け、園児達と交流した。はけやローラーなどの資材は大塚刷毛(東京都新宿区)が提供した。

同組合の塗装ボランティアは福祉施設や公共施設などで毎年実施しているが、施設の利用者が塗装に参加するのははじめて。活動を手伝った保護者も園舎がきれいに生まれ変わり、子ども達の良い思い出になったと喜びの表情を見せた。塗装を行った園児も「楽しかった」と嬉しそうに語った。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら