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群馬県内装仕上工事協同組合が新年会を開催

2018/01/30 群馬建設新聞

群馬県内装仕上工事協同組合(川保雅史理事長)は26日、前橋テルサで新年会を開催した。組合員や賛助会員ら約63人が顔をそろえ、新年のあいさつを交わし、団結力を強めた。

冒頭、川保理事長は「昨年と比較して今年は仕事量が減少する見通し。このような時こそ組合を挙げて乗り越えていかなければならない。昨年は技能士の人手不足から始まり、技能士の育成などの問題があった。現在は法定福利費の問題が出てきている。法定福利費の問題により第三者勢力が出てくる恐れがあり、業界が根底から覆されるのではないかと危惧している。我々はメーカーと問屋の間に入って一つの現場をきれいに仕上げられるような存在でありたいと思っている。この一年間、どの程度、仕事量があるか分からないが、組合として横のつながりをつくりしっかりと取り組んでいきたい」と語った。

組合顧問を務める岩上憲司県議会議員は「我々の仕事は、しっかりと時間を掛けないとならない。このような中で土日を休みにし、さらには給料や効率をあげるという反比例のことをしなければならない。我々は本音で、どこをどのように変えていかなければならないのか、どういったところを改革しなければならないのか、皆さんの意見を聞いていかなければ本当の意味での働き方改革はできないと思っている」と述べた。

この後、賛助会会長を務める吉野石膏高崎営業所の高宮健太郎所長の発声で乾杯し、親睦を深めた。

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