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山梨県昭和町

アルプス通りまで後220m 町道30号線早期開通を

2018/02/09 山梨建設新聞

 昭和町は昭和バイパスとアルプス通りをつなぐ町道30号線の整備を進めている。後220mほどの整備を残すのみだが用地交渉に時間がかかっているもようで、町は用地が取得でき次第着工、早期開通を目指す。

 同線は昭和町西条新田地内などを南北に抜ける町道。南側は昭和バイパス・昭和町役場入口交差点の東隣に位置する、押原小北交差点などに接続。北側はアルプス通り沿いに現在建設中のいちやまマート竜王アルプス通店近くの、竜王南小南交差点につなげる計画。片側歩道で幅員は10m確保されている。

 南から北へ向かい整備が進みすでに大半は供用済み。ただ、まだアルプス通りには接続されていないため交通の多くは同線を通らず脇道を利用している。調査・設計は富士エンジニアリング(甲府市)、疾測量(甲斐市)ら、施工は田中重建、ゼロ、五公建設(以上昭和町)、金丸組(中央市)らが請け負った。

 残る北側220m区間には畑や住宅の敷地はあるものの建物はルートにかからないため、仮に用地交渉がまとまれば早期整備も期待できそうだ。区間には小さな川が流れており橋などを設置することになる。

 同線近隣には団地や民家も多く、保育園もある。いちやまマートが開店すれば付近の交通量が増えることも予想されるため、脇道の混雑緩和や安全性の向上を図るためにも同線の早期開通が望まれる。


【写真=竜王南小南交差点、左右に走るのがアルプス通り】

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