新潟国道事務所工事安全対策協議会(会長=大江真弘・北陸地整新潟国道事務所長)は、新潟市の新潟ユニゾンプラザで技術研究発表会を開催した=写真=。発表された報文は11件で、同事務所では「新国アイデア賞」として表彰した。
報告では、ICTを利用した現地測量を発表。工事に入る前に①ICTのみを活用した測量②従来のみの測量③ICTと従来測量の併用―の3パターンを比較検討し、実際は両方の方法を併用したことを報告。また、担い手対策でインターンシップへの取り組みも発表された。
発表報文は次の通り。
▽iPadを活用した現場管理
▽ICTを用いた測量データ提出における効率化
▽担い手確保・育成に向けた取り組み
▽長尺場所打ち杭の座屈防止に仕様した新技術
▽スタンションを利用した仮設防止柵について
▽埋設型ジョイントの応急補修(延命対策)について
▽大口経管布設完了後の鋼矢板引抜に伴う沈下対策について
▽補強土壁の施工における工期単修について
▽規制に伴う安全対策について
▽バイパス本線桁下での安全管理▽事前測量・調査時における安全性向上に関する工夫