甲州市は2021年度をめどに市内中学校を統合する方針を固めた。6日に開かれた定例市議会で岡部紀久雄議員の質問に答えた。
市内の中学校は塩山地域に4校、勝沼・大和地域にそれぞれ1校の、計6校ある。だが、このうち神金第二中学校については入学者がおらず休校中。市教委は「校舎や建物は現在使っておらず、今のところ活用する予定もない」という。
市は少子化が進む中でまずは中学校の統合を進めるが小学校については未定としている。
岡部議員は「苦渋の決断をしなければならない。地域とのコミュニケーションを取り解決へ向け取り組んでもらいたい」と述べた。