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国土交通省北陸地方整備局(建設)

北陸三県土木施工管理技士会と意見交換

2018/03/13 新潟建設新聞

 北陸地方整備局と北陸三県土木施工管理技士会は8日、新潟市のアートホテル新潟駅前で意見交換会を開催した。新潟技士会は一体的な工作物で同一の監理技術者が専任できるよう要望したほか、1級土木施工管理技術検定の受験資格緩和を求めた。

 一体的な工作物における監理技術者専任については「大きな工事は別にして一体管理した方が良いのでは」と提案。整備局は「随意契約は運用が無いので勉強し検討したい」との姿勢を示した。

 受験資格の緩和については新潟技士会が「卒業後の年数に加え6カ月以上とあるので受験できる時期が1年遅れとなっている」と説明。整備局は「国土交通省に伝える」と回答した。

 富山技士会は、監理技術者の途中交代が原則認められていないことから「1週間などまとまった休暇が取得できるようマニュアルを変更してほしい」と要望。北陸地整は「検討したい」と答えた。

 このほか、担い手確保・育成に向け、富山工業高校の土木工学科3年生が2級土木施工管理技士などの学科試験に全員合格したことについて、地元の新聞に掲載されたことを報告。「他の高校でも、このような取り組みが離職防止になるのでは」と紹介した。整備局は「担い手確保・育成推進協議会で議論できないか提案したい」と述べた。

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