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竹尾IC再発防止へ、事故危険は186区間

2018/03/15 新潟建設新聞

 官民で構成される道路安全性検討委員会(委員長=佐野可寸志・長岡技術科学大学大学院工学研究科教授)が8日に開かれ、直轄管理の県内国道186区間を事故危険区間として事故防止に注力することを申し合わせた。

 2017度に取り組んだ191区間のうち、事故削減効果を確認できた21区間をリストから除外し、新たに16区間を危険区間に定めた。追加されたのは、事故データから新潟市国道7号の競馬場インター付近など5区間と、地域住民の要望から上越市国道8号線鵜の浜温泉周辺など11区間。

 一度は対策完了としたが、新潟市国道7号竹尾インター付近の事故多発を受け、ドライバーへのアンケートを実施。ランプ部分の安全対策に重点を置くことを決めた。

 また、パンフレットを改良し、アンケート回収率や事業認知度の向上にも力を入れる。

 事故危険区間は、17年度までに357区間を選定、171区間で安全化へ向け対策が完了。20年度までに14年度比で3割以上の事故削減を目指す。

【写真=竹尾インターの事故再発を対策】

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