県警察本部の２０１８年度当初予算案は２３１億９４１９万３０００円で、これは前年度から７億７７４１万７０００円（３・５％）の増加。庁舎関係では富士吉田警察署建設、下宿待機宿舎大規模改修などに費用を充当する。駐在所および交番は２カ所での建設を予定している。

　交通安全施設整備を含む道路交通行政費は前年度より24・０％（３億３１２４万８０００円）プラスとなり、補助事業による信号機高度化改良や灯器改良、中部横断自動車道路対策などに費用を充てる。道路標識・標示、通学路対策などを実施する県単事業には５億６３７５万４０００円を見込む。

　県警本部の主な事業は次のとおり。（金額の単位は千円）

　【警察本部費】

　〈運営諸費〉

◆庁用器具整備費＝８、７７０

◆文書管理費＝９０、３８４

　【装備費】

　〈車両等装備費〉

◆一般装備品および貸与装備品維持購入費＝７、０４７

◆車両等維持費＝２４０、２０５

◆車両等購入費＝４１、０４０

◆航空機維持費＝６６、９２１

　【警察施設費】

　〈施設整備費〉

◆駐在所等建設費（交番・駐在所の建設２カ所／富士山駅前交番（富士吉田市）、上手・朝神統合駐在所（北杜市））＝８４、００４

◆警察本部庁舎等整備費＝１、４４５、４２３

　◇上野原警察署空調更新工事費等＝４７、８３４

　◇富士吉田警察署建設事業費＝１、３９７、５８９

◆待機宿舎等改修費（下宿待機宿舎大規模改修工事費）＝７５、４６７

◆警察署等整備費＝５３、８１１

　〈施設維持費〉

◆警察施設維持補修費＝３７、２２９

　【一般警察活動費】

　〈地域警察費〉

◆災害警備等警戒取締費＝１３、１０８

　◇災害対策物資等整備費等＝５、６２１

　◇緊急事態対策用ドローン整備事業費＝７、４８７

◆水上安全対策費＝４、０２０

◆通信指令運営費＝１１１、９８９

　◇地域警察デジタル無線システム通信料等＝４１、３５１

　◇通信指令システム運営費＝７０、６３８

　〈活動諸費〉

◆警察電話維持費＝９４、５０５

◆留置場管理費＝３４、７６４

　【交通安全対策費】

　〈道路交通行政費〉

◆交通安全施設整備費＝８０７、７１２

　◇国補事業（交通信号機高度化改良６８、５８４、道路標識・標示＝５、０４６、信号機高度化改良等調査６、７３４、灯器改良３０、０２８、信号機電源付加装置２、４２４、円滑化対策２７、８１２、中部横断自動車道路対策８８、３００）＝２２８、９２８

　◇社会資本整備総合交付金事業（交通信号機高度化改良２、６４６、道路標識・標示１、１８８、灯器改良１１、１９６）＝１５、０３０

　◇県単独事業（移設改良信号機・道路標識８９、１９８、道路標識・標示１２５、５５０、死亡事故抑止・事故危険箇所対策３３、３１６、ゾーン30自転車利用環境対策１、３８０、新設道路対策２、５２０、通学路対策４８、６９７、交通円滑化に伴う信号機調査等６、１００、中部横断自動車道対策２５６、９９３）＝５６３、７５４

◆交通管制センター整備費＝２１５、１５３

　◇中央装置＝１６２、１９８

　◇集中制御機＝２８、４５８

　◇情報収集装置＝８、０４４

　◇情報収集提供装置＝４、８３２

　◇信号制御機改良等＝１１、６２１

◆交通安全施設維持管理費（大型交通安全施設等維持管理事業費等）＝１８５、９２５

◆交通管制センター運営費（道路交通情報提供業務委託費等）＝２３６、７６９

◆交通事故分析調査費（交通事故分析調査事業費等）＝６５、７８０

◆交通円滑化対策費（自動車保管場所現地調査事務委託等、パーキング・チケット発給設備運用委託、道路使用許可調査事務委託）＝１１９、０６１

◆ＯＳＳ推進事業費＝１４、０９４