記事

事業者
群馬県上信自動車道建設事務所

ICT現場の見学会を開催

2018/03/24 群馬建設新聞

県上信自動車道建設事務所は上信自動車道祖母島~箱島バイパスの岡崎IC周辺でICT現場見学会を開催した。吾妻郡内の建設業者などおよそ30人が参加。最新の技術やその活用方法についての講習を受けた。

同現場を施工する南波建設(東吾妻町)の協力のもと開催。3次元データをもとに施工管理を行うシステムを手掛ける建設システム(静岡県富士市)や3Dに対応した高精度のスキャナーを提供するニコン・トリンブル(東京都大田区)、販売等を行うなをまる(前橋市)、NTジオテックス(東京都練馬区)が参加した。

ICT活用工事での作業工程は基準点測量・KBM測量に始まり、地上レーザースキャナーやドローンを駆使した3D起工測量を行う。測量の結果をもとに3D現況地形データを作成し解析、3D設計データとする。作成した3D設計データはICT建設機械対応のTSに流用可能。丁張り設置や施工面管理、TS出来高測量が容易になるという。

現場研修ではレーザースキャナを利用した起工測量データと設計データの作成状況や3Dデータを利用した施工面測定などについて学んだ。最後に実際にドローンを飛ばし、同現場の出来高測定を実施。道路や法面、構造物の高さや幅などを最新機器を用いて測定した。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら