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県道路鉄道部会で早期修繕へ認識一致

2018/03/24 新潟建設新聞

 新潟県道路メンテナンス会議の「新潟県道路鉄道連絡部会」(会長=大江正弘・新潟国道事務所所長)が20日、新潟市の新潟県自治会館で開催された。構造物の機能に支障が生じている可能性がある橋梁(判定区分Ⅲ)について、鉄道会社と協議しできるだけ早期に修繕を行うよう努力することで認識を一致させた。

 会の冒頭、大江会長が「点検は新年度で終えるため、今後修繕が増える。速やかな措置が必要と思われることから課題を共有し、円滑に進めるため意見交換したい」と抱負を述べた。

 点検結果の報告では、4段階中3番目の状態となる、判定区分Ⅲと診断されたのは55橋。このうち100mを超える橋梁は18橋だった。いずれも修繕は施されていない。

 今後の具体的なスケジュールは未定だが、構成員が速やかな措置を講じることで認識を一致させているためスムーズな計画が見込まれる。

 また点検実施率についても報告があり、2016年度末で50%が完了していることが明らかとなった。このうち判定Ⅲの割合は37%。判定Ⅱは53%。判定Ⅲは全国平均より県内は15%高いとの結果が報告された。


【写真=早期の修繕へ向け認識を一致】

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