埼玉県電気工事工業組合青年部会（髙橋英之会長）の第33回（２０１８年度）通常総会が４月27日、さいたま市北区の埼玉電気会館で開かれ、事業計画など全議案を承認した。

　髙橋会長は「全国の青年部会の協議会で多くの会長と知り合い、その一生懸命な気持ちと行動力を埼玉県の青年部会にも持ち帰り、反映させなければいけないと刺激を受けて１年を過ごしました」と就任後の１年を振り返り、「青年部会では提案型技術営業、高校生との研修会、森林ボランティア活動など多くの事業に取り組んでいます。これからも親組合の期待に応えるべく精一杯、活動に邁進していきたい」と抱負を述べた。

　来賓として出席した沼尻芳治理事長は６月23日に開催する『第１回埼玉県電気工事技能競技大会』への全面的な支援・協力を要請。「プロの技術をつぶさに見てもらい、我々の業界に興味を持ってもらいたい。組織において青年部会の活躍は非常に心強い」と祝辞を述べた。

議事ではこのほか、17年度事業報告・決算報告承認の件、18年度事業計画案・収支予算案決定の件などについて審議し、全会一致で可決した。

　このうち事業計画には、変化に対応できる強い組織づくりと要となる人材を育成するための青年部会活性化持ち回り役員会、スキルアップ研修会、若手人材確保事業などを盛り込んだ。また公共事業に参加したい会員のために経営事項審査の点数の取り方を学ぶ研修会なども準備しており、会員のメリットとなる各種事業を展開する。