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(社)埼玉県測量設計業協会

埼測協の第48回通常総会/賛助会員とICT対応へ

2018/05/18 埼玉建設新聞

 埼玉県測量設計業協会(細沼英一会長)の第48回通常総会が15日、さいたま市中央区のラフレさいたまで開かれ、任期満了に伴う役員改選で細沼会長の2期目続投を承認した。細沼会長は2020年の設立50周年に向け「新たな役員と一緒になって意見を出し合い、協会運営に携わっていきたい」と抱負を述べた。

冒頭、細沼会長は「国が進めている建設現場での生産性向上に関し、i-Constructionにどう対応していくかが我々の課題です。幸い測量機械の販売、ソフトメーカー、建設機械のリースなどに携わる賛助会員が9社います。今後の対応は皆さまと展開する予定で、6月20日に役員と賛助会員で意見交換会を開きます。ICT対応をどうするのか、発注機関を交えた実務研修ができればと考えています。研究が必要な分野ですが、県土発展、安心安全なまちづくりに貢献するために、県の事業の一翼を担う埼測協の会員として、使命感と責任感を持って取り組んでいきたい」とあいさつ。

 引き続き、来賓に招かれた県土整備部の須藤喜弘副部長が西成秀幸部長のあいさつ文を代読した。

 議事では17年度事業報告書、収入・支出決算書の承認、役員の改選について審議し、原案どおり全会一致で可決。また18年度事業計画、収入・支出予算書が報告された。

 このうち事業計画には、県主催の『県民の日』記念行事や、ドローンを活用しての被災状況の把握および調査への協力、シラコバト長寿社会福祉基金への寄付、県への要望活動と関係部局長との意見交換会の開催などを盛り込み、新規会員拡大、賛助会員との共同事業などに取り組む方針。

 当日は総会に先立ち、永年勤続者、役員功労者を表彰。細沼会長から受賞者に表彰状が授与され、司測量設計調査㈱の熊谷尚之氏が代表して謝辞を述べた。なお総会終了後は来賓多数を招き懇親会を開催。和やかに交流を図り、親睦を深めた。

 新役員は次のとおり。(敬称略)

 ▽会長=細沼英一(三協測量設計㈱)

 ▽副会長=及川修(富士測地㈱)、笠原俊也(武州測量㈱)

 ▽理事=遠藤秀徳(㈱大洋画地)、本田潤也(国内測量設計㈱)、小山祥史(埼玉測量設計㈱)、坂本哲朗(カツミテクノ㈱)、山﨑正稔(㈱サンケイコンサルタント)、千島英雄(㈱千島測量設計)、吉田順一(㈱南建設)

 ▽監事=三上保夫(㈱ミカミ・アイエヌジー)、今井一昭(㈱北武蔵調査測量設計事務所)、長島良亮(さいたま税理士法人)

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