新潟県鉄骨工業組合(渡邊孝夫理事長)は18日、新潟市のホテル日航新潟で通常総会を開催した。
会の冒頭、渡邊理事長は「昨年度は平均以上の需要があり、各社とも繁忙状態が続いていると聞いている。今後は鋼材の値上がりや適正価格を決め安定経営を目指したい」と前置き。「価格は技術に対する評価であり肝に銘じて経営をお願いしたい。将来不況となった場合評価を落とすことなく、組合員100社全社が共存でき希望の持てる業界となることを目指したい」と力強く抱負を述べた。
議事では、本年度の事業計画案など審議し全て了承。原価管理を徹底し採算の合う適正価格を基にした受注活動を基本とする方針を報告。鉄骨や鋼構造物工事業に関する勉強会、共同積算などを行う計画が盛り込まれた。
【写真=事業計画案など承認】