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学校法人石善学園

建築1200点以上、31日まで/新潟第一中学・高等学校解体・改築

2018/05/26 新潟建設新聞

 学校法人石善学園(本間達郎理事長)は25日、解体工事と改築工事を一括発注する新潟第一中学・高等学校建替工事の制限付き一般競争入札を公告した。31日まで入札参加申請を受け付け、7月2日に入札を執行する。総事業費は調査設計、解体工事、備品等を含め約50億円を想定。



 主な参加資格は、新潟市内に主たる営業所があり、2018・19年度新潟県入札参加資格審査で建築A級、1200点以上であること。

 また08年度以降に元請として完成・引渡しを行った▽RC造、S造またはSRC造2階建て以上で延べ床面積7000㎡以上の教育施設を元請として新築または増築・改築した工事―の施工実績も求める。

 新潟市中央区関新3の現校地内の敷地2万5068㎡で新しい時代にふさわしい教育環境を整えるため建て替えを計画。既存本校舎と体育館を解体し、跡地に校舎と体育館を建設。既存の西棟は改修し、セミナーハウスは残すとしている。

 工事概要は既存校舎解体がRC造、延べ床面積1万2235㎡。改築校舎は中央棟がRC造、延べ床面積9117㎡、南棟がRC造、延べ床面積2420㎡、体育館棟がRC一部S造、延べ床面積2117㎡、ポンプ室はRC造、延べ床面積91㎡。工期は22年3月末日。

 既存第2体育館と本校舎の一部の解体は19年1月ごろに完了し、2月から中央棟の建築工事に着手、20年6月の完成、7月の供用を目指す。20年7月~21年1月に残りの本校舎と第1体育館を解体。21年2月から南棟と体育館棟を建設し、22年2月の完成、4月の供用を予定している。

 新校舎中央棟は1階~5階は普通教室、6階を小体育館兼講堂として地域の避難所としての活用も想定。

 設計は山下設計が担当した。

【完成イメージ】

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