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犀川砂防建設業協組

犀川新理事長に山崎氏

2018/06/06 長野建設新聞

犀川砂防建設業協同組合は1日、本年度の通常総会を安曇野市内で開き、任期満了に伴う役員改選では新理事長に山﨑素史氏(山﨑建設)を選任した。山﨑新理事長は「組合を継続発展させていく」と決意を述べた。

総会の冒頭あいさつで牛越恵司理事長は、今年3月に犀川砂防事務所との間で災害発生時における応援協力協定を結んだことを報告。社会貢献や地域貢献で地域住民と手を携えていくことが重要と強調した。続いて「県の新5カ年計画の中で県土強靭化に対応して砂防堰堤を50カ所が計画されているのは当組合としても大変うれしいこと」と喜んだ。

議事に移り、本年度の事業計画案など上程議案を原案通り承認した。本年度の主な行事としては、今月27日に理事長杯ゴルフコンペが豊科カントリークラブで行われるほか、7月20日に技術者セミナーが行われる。任期満了に伴う役員改選では、13年の長きにわたり理事長を務めた牛越氏に代わり副理事長だった山﨑氏が新理事長に就任した。

山﨑新理事長は「牛越理事長には平成17年から13年間、大変な時代に理事長をやっていただき、組合を継続発展させていただいた」と感謝の意を表した。続けて「われわれは県の犀川砂防事務所があってこその建設業協同組合。昨年は災害協定を結ぶなど今後も二人三脚でこの地の安全安心を守っていきたい」と決意を新たにした。副理事長に就任した平林氏は「山﨑理事長を副理事長として支え組合を盛り上げていきたい」と述べた。

退任あいさつで牛越前理事長は「田中知事の脱ダム宣言等もあり、砂防工事の減少により組合員が減少し厳しい時もあった。そうした中、組合員の皆様には会費引き上げに協力していただき、砂防ボランティア活動の参加や女性部のあやめ会の復活、さらに新規会員の入会もあり、組合の運営もこれから良くなっていくと思う」と述べ、組合の発展に期待を寄せた。

新役員体制は次の通り。※敬称略

◇理事長=山﨑素史(山﨑建設)

◇副理事長=平林慶則(平林建設)※資材委員長兼務

◇筆頭理事=関川光寿(関川組)※技術安全委員長兼務

◇理事=遠藤清門(遠藤建設)、倉品秀也(倉品組)、中山英也(中山組)、藤森賢(藤森組)

◇事理(相談役)=牛越恵司(望月組)

◇監事=竹内弘行(竹内建設)、小柳孝男(小柳建設)


【写真㊤山﨑新理事長、写真㊦総会に出席した組合員一同で記念撮影】

山﨑理事長 記念撮影

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