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松本市建設業協会

合同委員会で実施計画策定

2018/06/22 長野建設新聞

松本市建設業協会(深澤信治会長)は19日、本年度第1回目の合同委員会を開き、各委員会の具体的な行動計画や方向付けを決め、活動を本格的にスタートした。

会議に先立ち深澤会長は「数字的には建設業は景気が良いといわれるが、私としては全く実感がない。良い数字が出ているのは民間建築が下支えしているからで公共事業は増えていない。安定的な公共事業の発注量確保とそれを協会員が受注できるよう受注環境を少しでもよくしていくことが使命だ」と強調。続けて委員会活動について「協会活動の大部分は委員会活動だ」と述べ、委員会活動に期待した。

その後、委員会会議に移り、総務・広報、土木、建築、災害危機対策、地域活動、長期組織運営特別の6委員会毎に今年度の総会で承認された事業計画の具体化に向け、実施計画を策定し、各委員会の委員長が行動計画を発表した。

最初に総務・広報委員会の高橋作夫委員長(サクセン)は講習会について「テーマは確定していないが、ニーズに合った講習を秋口に開催したい」と語った。

土木委員会の高嶋伸光委員長(大高組)は、工事現場安全パトロールを7月25日と12月4日の2回行うこと、さらに市若手職員との技術勉強会を11月7日に行うスケジュールを示した。

建築委員会の滝澤文雄委員長(滝澤工務店)は工事現場安全パトロールを12月4日の1回開催すること、セイジ・オザワフェスティバルのステージ設置を8月10日に設置、11日午後に片づけること、市住宅課との意見交換会は10月18日に行うスケジュールを示した。

災害危機対策委員会の飯濱修委員長(上村組)はトン袋の購入と配置を旧市内、波田、四賀で80枚行うほか、9月2日に今井小学校グラウンドで行われる市総合防災訓練、1月21日に浅間温泉文化センターで行われる図上防災訓練に参加するとし、協力を求めた。

地域活動委員会の田内光一委員長(田内工務店)は、昨年に引き続き松本マラソンで花を会場に運び設置するボランティアを9月28日に行う。また中学生職場体験学習受入事業は旭町中学校から4人受け入れてほしいとの依頼があったことを明らかにした。

長期組織運営特別委員会の大池太士委員長(松本土建)は建設業会館のあり方について「方向性を総会にかけられるよう取り組みたい」との姿勢を示した。


【写真=飯濱委員長が災害危機対策委員会の実施計画を発表】

委員長が発表

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