筑西市は６日、２０１８年度市優良建設工事請負者表彰の受賞者を発表した。本年度から、より幅広い業種を表彰するため水道部門が創設され、計５部門で４社１ＪＶが受賞。受賞者は第１部門が㈱柳沢工務店・江田建設工業㈱ＪＶ、第２部門が㈱武藤建設、第３部門が㈱はがた、第４部門が㈲関城電気工業、水道部門が㈱県西アロー住設で、いずれも初の栄誉に輝いた。

　同表彰は市が発注する建設工事を優秀な成績で完成させた請負者をたたえることにより、建設工事の適正かつ良好な施工の確保につなげることが目的。15年度に創設され、本年度が４回目となる。表彰対象は前年度に完成した市発注の建設工事で、請負金額１３０万円以上の案件。

　表彰部門は、土木一式・建築一式・舗装工事の請負金額１０００万円以上を対象とした「第１部門」、同請負金額１３０万円以上１０００万円未満を対象とした「第２部門」、電気・管・その他工事の請負金額１０００万円以上を対象とした「第３部門」、同請負金額１３０万円以上１０００万円未満を対象とした「第４部門」、水道工事の請負金額１３０万円以上を対象とした「水道部門」。

　今回の審査対象件数は、第１部門が39件、第２部門が56件、第３部門が16件、第４部門が25件、水道部門が36件。５月29日に市建設工事等請負業者資格審査会（会長＝石井正副市長）を開催し、「現場管理」「工程管理」「出来栄え」「関係書類等の整備状況」の観点から審査。いずれの項目も秀逸であった４社１ＪＶを選定した。

　表彰式は７月27日午前10時から市役所スピカ本庁舎市長応接室で執り行う。