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長野県松本市

松本市役所新庁舎基本構想を策定

2018/07/20 長野建設新聞

新庁舎の建設を計画している松本市は、基本構想を策定した。現在地での建て替えで2025年度の供用開始を念頭に今後は基本計画の検討に着手する。

18日に開かれた市議会の特別委員会で協議し了承された。既存の本庁舎はSRC造建築物の一般的な耐用年数の目安となる建築後60年を目前に控え、施設の老朽化や狭隘化が進んでいる。今回策定した建設基本構想で指針となる基本的な考え方を示した。それによると建設地は現在地の松本市丸の内3-7。コンパクト+ネットワーク型やリスクに備える庁舎などを基本的考えとし、本年度から来年度にかけて基本計画を策定する。事業主手法はPPP/PFIの導入可能性を最優先に調査研究したうえで設計・施工分割発注方式や建物リース方式などを含め採用する事業手法を基本計画の中で決定する。整備スケジュールは本年度から来年度までに基本計画を策定。2020年度から5カ年をかけて設計施工を進め25年度の供用開始を目標に進める。

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