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犀川砂防建設業協組

犀川砂防で夏季安全パト

2018/08/01 長野建設新聞

県犀川砂防事務所(早川秀輔所長)と犀川砂防建設業協同組合(山﨑素史理事長)は25日、恒例の夏季現場安全パトロールを実施し、管内で施工中の7現場を巡回して熱中症対策や安全施工を呼びかけた。

出発に先立ち早川所長は「現場の安全のため一つひとつ丁寧な仕事をしていただいており、地域の皆さんも喜んでいる。きょうは夏休み前の有意義なパトロール。例年にも増して暑い中でのパトロールとなるが、違った目線でアドバイスしながら第三者対策にも目を配ってほしい」と呼びかけた。

続いて山﨑理事長は「今年の夏は世界中で高温となっており、新聞によるとこれまでに熱中症で搬送された人は2万2647人、県内でも425人という報道もあった。熱中症にはくれぐれも気を付けてパトロールを行ってほしい」と注意を促した。

パトロールは大町・生坂方面の1班が2カ所、池田・生坂方面の2班が3カ所、安曇野・筑北方面の3班が2カ所を巡回。そのうち早川所長や山﨑理事長も加わった1班は最初に、大町市栃沢で行われている砂防堰堤工の現場を訪問。請負会社は北陽建設。現場の進捗率は85%で当日は7人の作業員が型枠工を行っていた。熱中症対策ではミスト付き扇風機の使用や休憩の前倒しなどを行っていると報告があった。パトロール員からは「台風が来る予想なので工事用看板の対策をとってほしい」「コミュニケーションをしっかりとってほしい」などの指導が行われた。


【早川所長(中央)らが参加したパトロール】

犀川パトロール

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