記事

事業者
(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部が夏季安全パトロール

2018/08/10 長野建設新聞

長野県建設業協会木曽支部(加藤晋悟支部長)と発注者の長野県現地機関は3日、恒例の夏季安全パトロールを行い、お盆前で休工を迎える各現場における第三者対策や熱中症対策などを呼びかけた。

当日は、同支部の安全委員会(青木孝尚委員長)と安全指導員から9人、県現地機関は木曽建設事務所整備・建築課や木曽地域振興局林務課および農地整備課の担当者4人が参加した。

パトロールは地区別に19カ所を北部、中・西部、中・南部、南部の4班に分かれて実施。それぞれ現場代理人が工事内容や進捗状況を説明。発注者や委員は現場の安全対策や第三者対策の対応を徹底することなどを指導した。

パトロール終了後、木曽建設会館で結果報告会を行った。木曽建設事務所整備・建築課の丸山泰正課長は「これからお盆を迎え、県外からの帰省や観光客により交通量が増えることにより工事現場における交通事故の発生が懸念され、この機会に現場管理の状況、特に第三者対策防止の観点から安全点検を行って事故を未然に防止することが狙い。暑い日が続くので熱中症対策や交通誘導員を含めた現場内の交通事故防止を特に憂慮してほしい。パトロールにより管内の現場で安全がより向上するよう受発注者で取り組みを進めたい」とパトロールの意義を強調。続いて班毎に報告が行われ、熱中症対策はいずれの現場もしっかりと対応できていたと報告されたほか「それぞれの現場に合った熱中症対策には感心した」と高く評価する報告があった。さらに「パトロールでは年々指摘事項がなくなってきた」と、指摘を受けた現場でしっかりと改善されている状況が示された。青木委員長は「安全に終わりはない。各社でしっかりとご指導を」と総括した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら